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日本顎関節症リハビリ研究室 /より安定した快適咬合を求めて

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緊張型頭痛 NHK kenko today

http://www.nhk.or.jp/kenkotoday/2001/20030114/index.html


慢性頭痛のなかで最も多いのが「緊張型頭痛」です。頭全体がしめつけられるように痛むもので、さまざまなストレスが原因で起こります。治療では、ストレスを取り除くための運動療法や薬物療法が行われます。  
■緊張型頭痛とは

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 「緊張型頭痛」は、小学生からお年寄りまで、幅広い年齢層に見られる頭痛です。痛み自体は、日常生活に著しく支障を来すほどではありませんが、毎日のように頭全体が鉢巻きでしめつけられるように痛むのが特徴です(図1)。

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■緊張型頭痛が起きるメカニズム

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 頭から肩の筋肉は、図2のように、互いにつながっています。「身体的ストレス」や「精神的ストレス」が誘因となって僧帽筋が緊張して収縮すると、側頭筋群や後頭筋群にも緊張が伝わって収縮します。これが、緊張型頭痛特有の、頭全体がしめつけられる痛みとなるのです。


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■治療法

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1.運動療法
 運動療法では、肩や首の回り、頭の後ろの緊張を取り除き、こりをほぐすことが基本です。ストレッチングや、温水プールでの水泳、散歩などがお勧めです。また、こりをほぐすマッサージや、血液の循環をよくする入浴やサウナなども、筋肉の緊張を和らげます。
 運動療法は、身体面だけでなく、精神的なリフレッシュ効果もあります。ストレスの解消方法は、人によって異なるので、自分に合った解消法を見つけましょう。
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2.薬物療法
 薬物療法で用いる薬には、身体的ストレスを和らげる薬と、精神的ストレスを和らげる薬の2種類があります(図3)。薬は毎日服用するのが基本で、状態を見極めながら、図4のように、薬の種類や服用のしかたを替えていきます。
 緊張型頭痛と片頭痛の両方がある場合は、頭痛の起こり方によって薬を使い分ける必要があるので、医師とよく相談したうえで、適切な薬を選択します。また、市販薬でも、頭痛を緩和する効果はありますが、使い過ぎると副作用などの問題もでてくるので、薬剤師や医師と相談しながら、適切に使用するようにしましょう。


http://www.nhk.or.jp/kenkotoday/2001/20040303/index.html


■緊張型頭痛が起こるわけ

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 「緊張型頭痛」は、慢性頭痛のなかでは最も多いタイプで、締め付けられるような痛みが、頭の両側に起こるのが特徴です(図1)。痛みの強さは、仕事や家事ができなくなるほどではありませんが、だらだらと続きます。痛み以外では、「首や肩のこり」を伴うことが多く、首すじや肩の筋肉を押すと痛む場所があります。
 緊張型頭痛の発症には、「僧帽筋」「後頭筋群」「側頭筋群」など、頭を支える筋肉の緊張が関係しています。「身体的ストレス」や「精神的ストレス」によって、これらの筋肉が長時間緊張すると、筋肉が収縮し、血流が悪くなります。すると、痛みの原因物質が放出され、神経を刺激して、頭痛を引き起こすと考えられています。

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■生活の工夫でここまで改善

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 緊張型頭痛に対処するためには、「正しい姿勢を保つ」「時々休憩をとる」など、肩や首の筋肉を緊張させないように生活習慣を改善することが大切です(図2)。また、血行を促す効果のあるストレッチングを行うと、筋肉のこりがほぐれるので、頭痛を和らげるだけでなく、頭痛そのものを予防することもできます。

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■薬の使いすぎで起こる頭痛

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 生活の工夫をしても頭痛が治らない場合は、薬物療法を行います。使われる薬は頭痛の原因によって異なります(図3)。
 なお、鎮痛薬を週に2日以上のみ続けていると、痛みの感受性を司る調整機能に混乱が生じて、さらにひどい頭痛が絶え間なく起こる「薬剤乱用頭痛(薬剤誘発性頭痛)」を起こすことがあります。市販の鎮痛薬などを漫然と使わないように注意しましょう。


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